小田急、5000形2編成を新造・3000形3編成リニューアル 2024年度設備投資計画

ニュース画像:小田急5000形(2代) 2024年03月10日撮影 - 「小田急、5000形2編成を新造・3000形3編成リニューアル 2024年度設備投資計画」
小田急5000形(2代) 2024年03月10日撮影

©レイルラボ ななマーさん

小田急電鉄は2024年5月14日(火)、2024年度の設備投資計画を発表しました。「安全対策の強化」と「サービスの向上」に重点を置き、総額413億円の投資が計画されています。

このうち、「サービスの向上」に対する投資として、2024年度は通勤車両である5000形10両2編成を新造。既存の8000形の代替車両とするもので、新造するうちの1編成においては、効率的なメンテナンス手法(CBM)を推進するため、線路や架線など鉄道設備のモニタリングを行う装置が搭載されます。

また、2022年度から継続して3000形6両3編成をリニューアル。全車両に車いすやベビーカー利用者のスペースの設置や、防犯カメラが搭載されます。

このほか、中央林間駅改良工事を継続して実施。今年度はホームドアの整備工事やホームと車両乗降口における段差・隙間の縮小工事、上りホーム一部の拡幅が行われます。鶴川駅と藤沢駅では、地元自治体による自由通路整備に伴う橋上駅舎化に向けて、基礎構築工事が実施されます。

「安全対策の強化」に対する投資では、ホームドア設置の推進を引き続き実施。今年度は相模大野駅と海老名駅、中央林間駅、大和駅の全14ホームでホームドアの使用が開始されます。また、橋梁をはじめとした鉄道施設の耐震補強工事も実施される計画です。

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