形式

LE-Car(エルイーカー) - 車両形式

LE-Cer(エルイーカー)とは、富士重工業(現・SUBARU)が閑散路線への投入を視野に入れて開発した軽快気動車の車両群です。 バス用のエンジンや路線バス用の2段窓を使用して製造コストの削減を図ったことが特徴となっています。1984年の登場当初は、車体長12.5メートルで貨車のような車輪を持つ「2軸車タイプ」で製造されましたが、1985年に輸送力の増強を見越して車体長を15.5メートルに延長し、車体も一般的な旅客車両で採用されているボギー車とした「ボギー車タイプ」の製造に移行します。おもに国鉄の分割民営化前後の時代に、閑散線区を継承した第3セクター路線を中心に投入され、初期の輸送に貢献した形式を取り上げます。

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