LE-Cer(エルイーカー)とは、富士重工業(現・SUBARU)が閑散路線への投入を視野に入れて開発した軽快気動車の車両群です。 バス用のエンジンや路線バス用の2段窓を使用して製造コストの削減を図ったことが特徴となっています。1984年の登場当初は、車体長12.5メートルで貨車のような車輪を持つ「2軸車タイプ」で製造されましたが、1985年に輸送力の増強を見越して車体長を15.5メートルに延長し、車体も一般的な旅客車両で採用されているボギー車とした「ボギー車タイプ」の製造に移行します。おもに国鉄の分割民営化前後の時代に、閑散線区を継承した第3セクター路線を中心に投入され、初期の輸送に貢献した形式を取り上げます。
車両形式
このまとめに含まれる車両:全17形式
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名鉄キハ10形2軸車タイプ
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樽見鉄道ハイモ180-100・200形2軸車タイプ
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ミキ180形2軸車タイプ
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北条鉄道フラワ1985形2軸車タイプ
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近江鉄道LE10形2軸車タイプ
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有田鉄道ハイモ180形2軸車タイプ
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くりはら田園鉄道KD10形2軸車タイプ
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キテツ1形2軸車タイプ
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名鉄キハ20形ボギー車タイプ
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アケチ1形ボギー車タイプ
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樽見鉄道ハイモ230-300・310形ボギー車タイプ
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甘木鉄道AR100形ボギー車タイプ
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ナガラ1形ボギー車タイプ
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TH1形ボギー車タイプ
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いすみ100・200・200'形ボギー車タイプ
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モオカ63形ボギー車タイプ
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わ89-100・200形ボギー車タイプ