第三軌条方式は、走行用のレールとは別に設置された、電車を運転するための電力を供給する給電用のレールを使用して集電を行う方式です。日本で最初の地下鉄である東京メトロ銀座線などの一部の地下鉄や、地下鉄と直通運転を行っている近鉄けいはんな線で、この方式が採用されています。日本で最初の採用例は信越本線の横川~軽井沢間で、小さいトンネルでも電化可能な第三軌条方式が採用されました。第三軌条は線路の近くに設置されるため、踏切などが存在しない地下鉄や高架式の路線で使用されています。

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