車両の扉を5つや6つに増やすのではなく、従来からある4つの扉の開口幅を広くとった形式です。扉の数を増やすのと同様に、乗降時間の短縮を図る効果があるとされ、開発されました。扉数を増やした車両と違い、従来の4つ扉の車両と混在していても、整列乗車の列が崩れないというメリットがありました。しかしながら、あまり普及せず、導入した会社も小田急電鉄と東京メトロだけとなっています。なお、ホームドアの設置では、開口部を広くとれば良いというだけという点があり、東京メトロ東西線では、車両側の改造や置き換えをしないまま導入されています。

Recommend おすすめコンテンツ