東武鉄道は2018年10月9日(火)、下今市駅の駅舎とSL機関庫が「第30回栃木県マロニエ建築賞」を受賞したと発表しました。
この賞は、都市景観の形成、歴史・文化の創造や建築水準の向上などに寄与するものと認められる建築物または建築物群を表彰し、県民の美しい景観に配慮したまちづくりに対する意識の高揚と建築活動の活性化を図ることを目的としています。栃木県、栃木県建築士会、栃木県建築士事務所協会、栃木県建設業協会、日本建築家協会関東甲信越支部栃木地域会、とちぎ建設技術センターおよび日本建築学会関東支部栃木支所が毎年、表彰しています。
下今市駅は、「SL大樹」の運転に合わせ、昭和レトロ感漂う木造駅舎に改築するとともに、SLが活躍していた時代を再現した「SL機関庫」を新築しています。
今回、「第30回栃木県マロニエ建築賞」を受賞した理由は、鉄道事業の歴史に基づき、沿線の鉄道構築物の国登録有形文化財化や、構内の旧跨線橋のギャラリー化といった周辺環境も含め、地に足の着いた建物群として駅空間を整備したことが、評価されています。
詳しくは、東武鉄道のウェブサイトを参照ください。