JR東海は2018年10月19日(金)、東海道新幹線の脱線防止ガードのボルト緩み防止対策として行われてきた「回り止め」の設置が完了したと発表しました。
同社は2009年度から、東海道新幹線の脱線・逸脱防止対策として、脱線防止ガードの敷設工事を実施しています。ボルトの回転を抑止する「回り止め」をボルト頭部に設置する作業は、2017年3月に脱線防止ガードが外れる事象が発生したことを受け、2018年3月から行われ、既設の脱線防止ガード426キロメートルが対象となっていました。設置完了時期は9月29日(土)です。
同社は脱線防止ガードの脱落防止対策として、「回り止め」設置とあわせ、ガードと固定部材の隙間を無くす「新仕様の固定部材」へ取替えており、作業は2019年度末に完了予定です。詳しくは、JR東海のウェブサイトを参照ください。