JR貨物、3月のダイヤ改正でコンテナ輸送力を増強 貨車413両を新製

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増発される「TOYOTA LONG PASS EXPRESS」

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JR貨物は2016年12月16日(金)、同社が2017年3月に実施するダイヤ改正の詳細について公表しました。これによると、自動車部品輸送専用列車「TOYOTA LONG PASS EXPRESS」の増発や、東京発コンテナ列車の神戸への運転区間延長、都市間コンテナ列車の速達化、機関車やコンテナ貨車の新造など、コンテナ輸送力の増強について明らかにされています。

増発が発表された「TOYOTA LONG PASS EXPRESS」は、2006年から名古屋〜盛岡間で運行されているトヨタ自動車専用のコンテナ貨物列車です。2016年現在、コキ100系貨車を使用して平日のみ1日1往復運行されていますが、3月のダイヤ改正では1往復を増発し、平日1日2往復の運行となります。

またダイヤ改正では、2016年春のダイヤ改正で運転を開始した東京貨物ターミナル〜吹田貨物ターミナル間のコンテナ列車が神戸貨物ターミナルまで延長されるほか、札幌から福岡まで全国の主要都市間を走行するコンテナ列車の速達化が実施されます。列車の速達化では、隅田川貨物駅から仙台貨物ターミナル駅間で最大1時間30分、短縮が実施されます。

なおJR貨物は、このダイヤ改正に伴うコンテナ輸送力の増強に伴い、機関車、コンテナ貨車、コンテナの新製を行います。新製されるのはEH800形機関車3両とHD300形機関車5両、コキ107形貨車413両です。EH800形は青函トンネル共用走行区間用に、HD300形は駅構内入換作業用に導入されます。

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