JR西日本、東海道・山陽新幹線にN700Aを15編成投入へ 2019年まで

ニュース画像:東海道新幹線を走行するN700A - 「JR西日本、東海道・山陽新幹線にN700Aを15編成投入へ 2019年まで」
東海道新幹線を走行するN700A

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JR西日本は2016年12月21日(水)、東海道・山陽新幹線に最新車両のN700Aを追加投入すると発表しました。投入規模は3年間で15編成となり、2019年度末にはJR西日本が保有するN700Aは40編成となります。

N700系は2007年から運用が開始された東海道・山陽新幹線向けの車両形式で、2011年からは九州新幹線でも営業運転を開始しています。このうち、「N700A」は2013年から営業運転を開始した改良型モデルで、車体傾斜装置の動作範囲を拡大させるなど、乗り心地の改善が図られています。

JR西日本が予定している追加投入は、2017年度に3編成、2018年度に6編成、2019年度に6編成の合計15編成です。なお、同じ東海道・山陽新幹線で車両を保有するJR東海も、2017年度に7編成、2018年度に7編成、2019年に5編成のN700Aを追加投入する計画で、両社とも既存の700系を2019年度末までに全て置き換えるとしています。700系は他の線区やJRグループでの運用がないため、この置き換えで2020年度を前に完全引退となる見込みです。

またJR西日本は、新造編成から適用される新たなブレーキライニングや地震ブレーキなどの改良点を、既存のN700系、N700Aの計25編成についても反映する改造工事を2017年度から開始します。この改造は、博多総合車両所での全般検査に合わせ、1編成あたり約1カ月程度の工期で実施される予定です。

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