鉄道博物館に収蔵中のED40形、国の重要文化財に指定

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ED40形式10号電気機関車

©鉄道博物館

鉄道博物館は、2018年10月31日(水)に、同館の車両ステーション内に収蔵・展示中の「ED40形式10号電気機関車」が同日付けの官報により、国の乗用文化財に指定されたと発表しました。

ED40形は、幹線鉄道電化の黎明期に輸送実績をあげ、日本の電気機関車の技術の発展を後世に伝える貴重な車両です。

信越本線の横川~軽井沢間の急勾配区間用として、1921年に鉄道省大宮工場(現・JR東日本大宮総合車両センター)で製造されました。主電動機を2基搭載しており、1機を動輪用、もう1基をラック台車駆動用としてしてます。このうち、動輪用はジャック軸、主連棒、連結棒を通じて動力を伝える方式となっており、蒸気機関車で培った技術を活用しています。

期日: 2018/10/31から

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