JR東日本八王子支社、降雪時の安定輸送確保に向けた取組みを公表

ニュース画像:ストップワイヤーのイメージ - 「JR東日本八王子支社、降雪時の安定輸送確保に向けた取組みを公表」
ストップワイヤーのイメージ

©JR東日本 八王子支社

JR東日本八王子支社は2018年11月9日(金)、降雪時の安定輸送の確保に向けた取組みについてを公表しました。これは2014年2月に発生した豪雪を教訓として、さらなる安定輸送の確保のため、2015年から取り組んでいる内容をまとめたものです。

中央本線、青梅線、五日市線、八高線の沿線では、倒木の防止のため計画的に伐採を行っているほか、倒竹の対策としてストッパーワイヤーの整備を進めています。

駅周辺では、主要駅などに15台の監視カメラを増設し降積雪状況の把握に務めるほか、ポイントの不転換防止のため、電気融雪器・ガス融雪器の増設を進めます。八王子支社管内の融雪器は、2017年度末まで41駅に564台の電気融雪器を、18駅に62台のガス融雪器を整備完了しています。2018年度は中央本線相模湖駅に電気融雪器を4台、八高線高麗川駅にガス融雪器を3台整備します。また、ホーム等を除雪する除雪用機器に関しても、46駅59台に配備を完了しています。

社員訓練も実施しており、パンタグラフへの積雪による重みにより降下することを防ぐため、運転士が除雪棒を用いて除雪を行う訓練や、企画部門の社員に対しても、駅など除雪、ポイント不転換時に対応できるように訓練も行います。

レール上の積雪は、30センチメートル以上あった場合に運転を見合わる場合があるとしています。その際に除雪を行う「MCR(モーターカー・ロータリー)」を、初狩駅、酒折駅、小淵沢駅に配備し、実際に走行させる訓練も実施するとしています。

詳しくは、JR東日本八王子支社のウェブサイトを参照ください。

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。