JR北海道、新札幌駅構内の信号柱が倒れた重大インシデントの詳細公表

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倒れた直後の信号機

©JR北海道

JR北海道は2018年11月14日(水)、重大インシデントとなった千歳線 新札幌駅構内での信号柱が倒れて線路を支障した事象について、詳細を発表しました。

この事象は11月9日(金)の12時40分頃、新札幌駅構内にある下り第1種出発信号機が倒れたものです。上りの札幌発苫小牧行き普通列車「2760M」の運転士が、進路右側の該当の信号機が倒れていることを約200メートル手前で発見、常用ブレーキで約10メートル手前に停止し、防護無線を発報、輸送指定に報告しました。これにより運休が128本、旅客列車の遅延が10本、貨物列車の遅延が2本発生しています。復旧作業は翌11月10日(土)の5時27分に終了しました。

該当の信号機は、38年前の1980年に設置されたものです。直近では6月11日(月)に検査したほか、9月6日(金)に発生した「北海道胆振東部地震」の翌朝に行った点検でも異常は発見されていませんでした。

JR北海道では11月9日(金)から11月11日(月)にかけて、管内全線の149カ所にある高架上および橋梁上の信号機の点検を行ったほか、再発防止に向け、同一時期や施工方法を踏まえた補強を行うとしています。

期日: 2018/11/09

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