JR九州は2018年11月20日(火)、筑肥線の唐津変電所に「電力貯蔵装置」を導入します。
電力貯蔵装置は、電車の減速時に発生する回生電力を蓄電池に充電し、電車が加速する際に放電することで省エネルギー化を図る装置です。
電車の減速時に発生する回生電力は、近傍に加速する電車が存在する場合は、その加速する電車に供給されますが、加速する電車がいない場合は有効活用されまません。今回導入される装置は、設置された電力貯蔵装置は、その有効活用されなかった電力を一旦充電しておき、電力が必要な時に放電することことで、エネルギーを効率的に活用するものです。
また、JR九州では、大規模停電の際、駅間に停車した列車を最寄り駅まで移動させるための活用も想定しています。詳しくは、JR九州のウェブサイトを参照ください。