京成電鉄は2017年1月31日(火)、1972年から営業運転している同社3500形の未更新車について、2017年2月26日(日)をもって営業運転を終了させ、前日の2月25日(土)と合わせ「さよなら記念ツアー」を開催すると発表しました。3500形未更新車は同ツアーの走行をもってラストランとなります。なお、ツアーは2月2日(木)付で、両日とも満席となったことが発表されています。
ラストランとなるツアーでの走行は2月25日(土)と2月26日(日)の2日間予定されており、いずれの運転も9時ごろに京成上野駅を出発し15時ごろに宗吾車両基地に到着します。2日間とも車両前面に「卒業」や「感謝」と記されたヘッドマークが掲出される予定です。
京成3500形電車は、1972年12に導入された京成電鉄初のステンレス車両で、1995年から快適性向上や機能向上を目的に、当時在籍した96両中56両で更新修繕工事が実施されました。今回退役するのは40両あった未更新車の最後の4両で、更新車については2月26日(日)以降も引き続き使用されます。