京急電鉄、「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」第2期を開始

京浜急行電鉄とサムライインキュベートは2018年11月21日(水)から、ベンチャー・スタートアップ企業とのオープンイノベーションにより新規事業の創出を目指す「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」の第2期を開始しました。

このプログラムは、京急グループが今後創出したい提供価値として「モビリティを軸とした豊かなライフスタイル」を掲げ、「移動」「暮らし・働き方」「買い物」「観光・レジャー」の各テーマごとにベンチャー・スタートアップ企業と新たな顧客体験を生み出すことを目指します。また、鉄道を軸とした移動インフラと各サービス、および沿線地域をつなげていく「地域連携型MaaS」の実現を図る方針です。

事業審査会を通過した採択企業は、主にプログラム期間内において京急グループの事業基盤を活用した実証実験を通じて事業共創を目指し、沿線の横浜市、横須賀市、三浦市、投資家などで構成される「メンター」から助言・支援を受けることが可能です。プログラム終了後には、採択企業との実証実験などの検討結果を踏まえ、同社との資本業務提携を視野に入れた事業共創を図ります。

第1期では、応募のあった187件の事業プランの中から計7社の事業が採択され、事業共創が進められています。2018年7月には、実証実験の成果や経過を発表する「成果発表会(デモデイ)」が開催されました。詳しくは、京急電鉄のウェブサイトを参照ください。

■第2期 募集テーマと具体例
●Mobility(移動)/駅を起点とする移動体験の向上
●Living・Working(くらし・働き方)/「暮らす」「働く」を豊かにする“まち”の創出
・鉄道を起点とした「モビリティ連携」によりシームレスな移動
・「車内」「駅」「バス停」のUX・UI向上
●Living・Working(くらし・働き方)/「暮らす」「働く」を豊かにする“まち”の創出
・ベッドタウンからコンパクトシティへの転換
・住まいやオフィスの新しい利用体験
●Retail(買い物)/地域と繋がり、人に寄り添う買い物体験の提供
・地域へ広がる駅チカ・駅ナカ店舗の新たな用途創出
・店内サービスやオペレーションの改善
●Entertainment(観光・レジャー)/訪れる人の非日常を彩る体験価値の創出
・三浦半島でしかない観光体験の発見
・宿泊施設における新たな価値提供
●Connectivity(テクノロジーの活用)/各テーマおよび地域をつなげるテクノロジーの活用・新サービスの創出

期日: 2018/11/21から

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