道南いさりび鉄道は2017年2月17日(金)、開業から1周年を迎える3月25日(土)と3月26日(日)の2日間に「開業1周年記念 貸切列車試乗会」を開催すると発表しました。試乗会は、地域情報発信列車「ながまれ号」や新色車両で実施されるもので、同社は3月8日(水)まで参加者100名を募集しています。
3月25日(土)は、50名を対象として「ながまれ号」の試乗会が実施されます。「ながまれ号」は、道南いさりび鉄道の開業当初から運行されている地域情報発信列車です。他の車両とは異なる紺色の外装に加え、車内はテーブルやヘッドレストを設置した特別仕様となっており、キハ40形の「キハ40 1793」「キハ40 1799」の2両がこの「ながまれ号」として運行されています。試乗会では10時頃から14時頃の間、函館〜木古内間を1往復します。
3月26日(日)は、50名を対象として新色車両の試乗会が実施されます。道南いさりび鉄道は、JR北海道から引き継いだ9両のキハ40形のうち2両を「ながまれ号」カラーに、のこりの7両についてもJR北海道色から変更を行う予定で、このうちの1両「キハ40 1814」は、2016年7月からオレンジ色をベースとした「山吹色」の外装に変更されています。試乗会は、こうしたJR北海道色からの変更が実施された車両で実施されるもので、13時頃から17時頃の間、函館〜木古内間を1往復します。
なお、2日間とも上磯駅構内での立売り、木古内駅での出迎えが実施されるほか、3月26日(日)は列車運行前に出発式が実施されます。試乗会の参加費は無料で、参加を希望する場合、ハガキ、ファックス、メールのいずれかで応募できます。締め切りは3月8日(水)で、ハガキの場合は当日消印有効です。
応募方法の詳細など、詳しくは道南いさりび鉄道のウェブサイトを参照ください。
