川崎重工、台中メトロ緑線の初編成を納入 台中市が歓迎

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川崎重工業で製造された台中市メトロ緑線向け新車両

©臺中市政府捷運工程局

川崎重工業 車両カンパニーは2017年2月14日(火)、台湾の台中メトロ(MRT)の初の車両2両編成を台中市捷運工程局に納入したと発表しました。

納入された車両は、台中市で2020年の完成を目指して整備が進められている台中メトロ緑線の烏日文心北屯線で使用されるものです。同路線は台中市初の都市交通システムで、全長16.71キロメートル、18駅の路線を無人自動運転で運行されます。車両には、映像を無線で送信できる車内監視カメラが搭載されているほか、カーブで救援車両と連結する際に、連結器が軌道中心を向くようにする自動制御の機能を備えています。

初車両は、1月10日(金)に川崎重工業兵庫工場で記念の式典が実施されたのち台湾まで海上輸送され、2月5日(日)に台中港に到着しています。1月10日(金)に兵庫工場で実施された記念式典では、台中市政府や台中市捷運工程局などの関係者が出席、台中に到着した車両は2月12日(日)開催れた記念パレードで一般公開されました。

新車両は今後、同路線の開業に向けて、2017年5月から走行試験などが開始される予定です。

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