JR東日本盛岡支社、社員訓練用シミュレーターを導入

ニュース画像:車掌用シミュレーター - 「JR東日本盛岡支社、社員訓練用シミュレーターを導入」
車掌用シミュレーター

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JR東日本盛岡支社は2018年11月27日(火)、安全・安定輸送のレベルアップの向上を目的に、2017年度から「乗務員区所シミュレーター」を順次導入し、10月1日(月)から設備関係工事を手がける社員向けに「鉄道工事従事者訓練シミュレーター」を導入したと公表しました。

「乗務員区所シミュレーター」は、基本動作の教育と車両応急処置能力の向上を目的に、乗務員が所属する職場に特化した教育を繰り返し行うために導入されました。車掌用シミュレーター、運転士用シミュレーター、車掌用教師卓、運転士用教師卓の4つの機器から構成され、走行中の異常時対応訓練、駅進入・進出時の取扱い訓練、車両故障時の取扱い訓練が可能です。

導入箇所は、盛岡支社で在来線を管理している一ノ関運輸区、盛岡運輸区、八戸運輸区、青森運輸区で、2018年度中に盛岡運輸区釜石派出所にも導入予定です。

「鉄道工事従事者訓練シミュレーター」は、基本動作と正しいルールを理解するとともに異常時における対応能力を習得するために導入されたものです。列車防護訓練シミュレーター、線路閉鎖工事手続訓練シミュレーター、停電工事手続訓練シミュレーターの3つの機器から構成されています。導入箇所は、JR盛岡支社ビルです。

線路内作業を再現し異常発生時の対応を行う訓練、2014年2月に発生した川崎駅構内脱線事故の現場をバーチャルリアリティによる仮想空間で体感し正しい対応を行う訓練、工事のための停電手続を仮想空間で体感し手続きの流れやルールを理解する訓練ができます。

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