JR西日本は2017年2月23日(木)、6月から運行を開始する豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」について、使用車両が完成し、大阪市淀川区の網干総合車両所で完成式典を開催しました。
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」で使用する車両は、専用に開発された「87系気動車」10両を使用するもので、2016年3月から12月にかけて近畿車輛と川崎重工業で製造されていました。先頭車である「キイテ87-1」と「キイテ87-2」の2両は近畿車輛が製造を担当、中間車8両は5両を川崎重工、3両を近畿車輛が担当して製造しています。
今回の完成式典で披露されるまでは、保護シートをかけられた状態で試運転を繰り返しており、モチーフカラーである「瑞風グリーン」での姿は初披露となりました。
記念式典では、車両のエクステリアデザインを担当した建築家の浦一也さんやインダストリアルデザイナーの福田哲夫さん、JR西日本の来島達夫社長が挨拶を行なったほか、瑞風アンバサダーの葉加瀬太郎さんよるテーマ曲の発表などが実施されました。