立山黒部貫光は2018年12月3日(月)に、立山黒部アルペンルートの2018年度の営業概要について公表しました。本年度は、4月15日(日)に全線開通し、11月30日(金)まで営業を行いました。
発表された内容によると、富山側からの入込客は、前年比99パーセントにあたる459,000人で4,000人の減少となったものの、大町側からの入込客は、前年比112パーセントにあたる981,000人で52,000人の増加となり、合計では前年比106パーセントの981,000人と、52,000人増加しています。
国内入込客は前年比107パーセントにあたる715,000人で49,000人の増加、訪日入込客は前年比101パーセントにあたる266,000人で3,000人増加しました。国別実績では、台湾、韓国、香港などの順になっています。
このうち、国内の入込客は、春先、雪の大谷人気に支えられ堅調に推移し、その後も梅雨明けが例年より早く、好天が続き猛暑となったため、好調を持続したとしています。個人客は、関電トンネルトロリーバスの「トロバスラストイヤー」に絡めた各種施策の効果により増加、団体客は、営業期間を通じて、概ね前年を上回ったとしています。