JR東日本、山手線で自動列車運転装置の試験を実施 E235系使用

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山手線E235系

©JR東日本

JR東日本は2018年12月下旬から2019年1月上旬にかけて、自動列車運転装置(ATO)の試験を、山手線で行います。

同社では、グループ経営ビジョン「変革 2027」に掲げる「ドライバレス運転」の実現のため、ATOの開発を進めています。開発中のATOは、一般的なATO機能の加え、列車の遅れや急遽の徐行などの運行条件を反映し、最適な運転を行う高性能なものです。

今回の試験は、山手線用のE235系の1編成を使用した走行試験で、同線の34.5キロメートルにおいて行い、その評価および課題の抽出を行います。また、あわせて、運転士が運転に関する様々な情報をより安全に得られるようにするため、ヘッドアップディスプレイの試験も行い、その評価及び課題の抽出を行います。

具体的な内容は、ATO試験では、加速、惰行、減速など車両の制御機能と乗り心地の確認のほか、想定される様々な走行パターンを用いて試験を実施、ヘッドアップディスプレイ視認性試験では、運転士が運転中に必要な情報を運転台の前方に直接投影する同装置での視認性試験を実施します。

試験の日程は、2018年12月29日(土)、12月30日(日)、2019年1月5日(土)、1月6日(日)の各日の終電後です。

期日: 2018/12/29 〜 2019/01/06

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