JR北海道は2017年3月4日(土)、ダイヤ改正を実施し、利用者が少ない駅10駅を廃止しました。今回の廃駅により、JR北海道が管轄する駅は427駅から約2.3パーセント減少して417駅となりました。
3月4日(土)で廃止となったのは、千歳線の美々駅、函館本線の東山駅、姫川駅、桂川駅、北豊津駅、蕨岱駅、根室本線の島ノ下、稲士別、上厚内駅、釧網本線の五十石駅です。今回廃止となった駅は、いずれも駅員が配置されていない「無人駅」でした。
このうち、函館本線の蕨岱駅では、沿線自治体である長万部町が廃止前日の3月3日(金)に記念イベント「さようなら蕨岱駅」を開催し、参加者らが記念撮影などを行いました。
JR北海道は廃止の理由について、利用実態がほとんどない駅でも定期的な巡回と施設維持が必要であり、維持費や除雪費などが経営に負担がかかることから、やむを得ず廃止するものとしています。