JR貨物、2018年11月の輸送動向を公表 前年比95.6%と減少

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JR貨物は2018年12月13日(木)に、2018年11月期の輸送動向について公表しました。2017年度の運休は高速貨物14本でしたが、2018年度は山陽本線で「平成30年7月豪雨」の影響が残り、一部列車の運休が続いたことや、東北本線、東海道本線での輸送障害などの影響により、高速貨物192本が運休となっています。これに伴い、公表された資料によると、コンテナ・車扱の合計は、前年比95.6パーセントと減少しました。

コンテナ輸送は、自動車部品が大手自動車メーカーの増産に伴い、東海地区から東北地区への輸送が好調に推移したほか、家電・情報機器はドライバー不足により鉄道へのシフトが進んだことや、停電時も使用可能な暖房器具の需要が伸びていることから増送となりました。一方、紙・パルプが需要の減少により大幅減送となったほか、農産品・青果物が夏季の天候不良に伴い生育不良となった北海道産の生野菜、馬鈴薯、玉葱などが低調に推移、食料工業品、化学工業品、化学薬品なども前年を下回り、コンテナ全体では前年比96.6パーセントでした。

車扱貨物は、石油が冬季の需要期に入ったものの、前年と比較して気温の高い日が続いたため、灯油に中心に低調な荷動きとなり、車扱全体も前年比92.9パーセントと減少しました。

各品目の輸送実績など、詳しくは、JR貨物のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/11/01 〜 2018/11/30

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