JR東海、超電導リニアの改良型試験車を製作へ

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JR東海は2018年12月20日(木)、超電導リニアの改良型試験車を製作すると発表しました。これは、2027年の開業を目指している中央新幹線で運用するリニア営業車両の仕様策定に向け、既存の試作車「L0系」をブラッシュアップさせたものになります。

今回の改良型は、営業車両の仕様である誘導集電方式を全面的に採用し、ガスタービン発電装置は搭載されません。このことを前提に、これまでの走行試験で得られた結果をもとに先頭部を丸みを帯びた形状に変更、L0系と比較して、先頭部の空気抵抗を約13パーセント下げて、消費電力や車外騒音を低減を図ります。また、前照灯および前方視認用カメラの位置を上部に変更、視認性を向上させます。

カラーリングは、進化し続ける躍動感と新しい先頭形状の滑らかな空気の流れを、青の流線デザインにより表現します。

両数は2両で、先頭車1両が日立製作所、中間車1両が日本車輌製造が、製作を担当します。走行試験の際は、L0系の先頭車・中間車と組み合わせて行う予定です。

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