鹿児島市交通局7500形
鹿児島市交通局は2017年3月30日(木)、9年ぶりの新型車両となる7500形電車「ユートラムIII」の営業運転を開始します。500形車両の更新車として導入されるもので、3月30日(木)の1番列車は、1系統として谷山電停を13時に出発、鹿児島駅前電停に13時41分に到着します。
7500形は、鹿児島市LRT整備計画に基づいて導入される2車体連接の超低床電車です。交通局カラーを用いて芝の緑色と一体化し映えるような配色として、黄色、緑をベースとしたデザインとなっています。運転席の部分を縮小して客室部分を拡大することにより、初代「ユートラム」の1000形とほぼ同じ長さで定員を10名増加しています。
3月30日(木)に運転を開始するのは、「7501」と「7502」の2両です。それぞれ2連接車体として「7501A」と「7501B」、「7502A」と「7502B」の組み合わせで運転され、谷山〜鹿児島駅前を交通局前経由で運行する「1系統」では、13時に谷山電停を出発、郡元〜鹿児島駅前間を鹿児島中央駅前経由で運行する「2系統」では、鹿児島駅前電停を13時5分に出発します。なお、鹿児島駅前電停では、営業運転開始前の7500形が12時25分に到着し、13時5分の出発までの間車内の見学なども可能です。
なお、鹿児島市交通局は4月1日以降の「ユートラムIII」の運転時刻表をウェブサイトで公開、1系統と2系統でそれぞれ1日5、6往復程度の運行が予定されています。
