東武鉄道は2019年4月13日(土)から、鬼怒川線で運行している「SL大樹」に、JR北海道が保有していた14系客車「オハ14-505」を導入すると発表しました。
同車両は「ドリームカー」と呼ばれる車両で、夜行急行用車両として1988年から、札幌~釧路間を結ぶ急行「まりも」に連結されていました。車内にはグリーン車と同等のシートピッチの座席を配置するほか、車端部にはラウンジも設けられています。1993年のダイヤ改正以降は、札幌~青森間を結ぶ急行「はまなす」に転用され、2016年に同列車が廃止されるまで、連結されています。
現在、「SL大樹」はJR四国から譲渡された一般的な14系3両で運転されていますが、4月13日(土)以降は、年間40日を「ドリームカー」を中間に挟んだ3両編成で運転するようにします。東武鉄道では、バラエティー豊かな車両編成によって、これまで以上にSLの旅を楽しめるとしています。
なお、座席指定料金については、現行料金から変更しないとしています。