JR貨物、2018年12月輸送動向 前年比94.9%と大幅減少

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JR貨物は2019年1月16日(水)に、2018年12月期の輸送動向について公表しました。2017年度の運休は高速貨物154本、専用貨物2本でしたが、2018年度は東北本線、函館本線、道南いさりび鉄道での輸送障害の影響や、山陽本線で「平成30年7月豪雨」の復旧工事により、高速貨物171本が運休となっています。これに伴い、公表された資料によると、コンテナ・車扱の合計は、前年比94.9パーセントと大幅に減少しました。

コンテナ輸送は、紙・パルプが国内需要の減少に伴う販売不振により、特に東北・中国地区からの発送が落ち込んだほか、農産品・青果物は北海道地区での夏季の長雨・日照不足により在庫薄となっている玉葱、生野菜、馬鈴薯などが減送となりました。また、エコ関連物資の建設発生土輸送が低調に推移したほか、食料工業品、化学工業品、化学薬品などの品目も前年を下回り、全体で前年比95パ-セントにとどまっています。

車扱貨物は、石油が暖冬のため灯油を中心に需要が減少したため低調に推移したほか、セメントが定期修繕時期の変更、在庫調整により減送となり、全体では前年比94.6パーセントでした。

期日: 2018/12/01 〜 2018/12/31

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