JR北海道、新型軌道検測車「マヤ35形」を2018年に導入へ

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マヤ35形のカラーイメージ

©JR北海道

JR北海道は2017年4月12日(水)、現在運用している高速軌道検測車「マヤ34形」の老朽取替として、新型の軌道検測車を製造し、2018年4月から運用開始すると発表しました。

新たに製造、導入される軌道検測車は「マヤ35形」の形式名が付与されます。測定方法を従来と変更し、これまで実施できなかった積雪時の軌道変位検測が可能になるほか、線路状態を撮影する画像処理装置が搭載される予定です。また、構造物との距離測定が自動化され、従来よりも効率的かつ高精度な検査体制が実現できます。

「マヤ35形」の最高速度は時速110キロメートルで、牽引はキハ40形気動車または機関車が行います。車両外観は、北海道新幹線で運用されているH5系の「グリーン」をベースに、紅葉をイメージしたオレンジ色や雪原をイメージした白色の帯がデザイン化されます。

車両の完成は2017年5月の予定です。2018年3月まで性能確認などを行なった後、2017年4月からの運行開始が予定されています。

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