JR東日本、訪日外国人向けフリーパスのアプリ決済を実証実験

ニュース画像:受け取りの流れ - 「JR東日本、訪日外国人向けフリーパスのアプリ決済を実証実験」
受け取りの流れ

©JR東日本

JR東日本と、そのグループ会社であるJR東日本スタートアップは、訪日外国人向けアプリ「WAmazing(ワメイジング)」を提供するWAmazingと協業し、2019年2月1日(金)から3月31日(金)までの期間、成田空港で訪日外国人旅行者の利便性向上を目的とした実証実験を行います。

今回の実験は、首都圏の空港やターミナル駅で販売している訪日外国人旅行者向けフリーパス「JR TOKYO Wide Pass」を、「WAmazin」などのアプリなどを用いて購入ができるようにし、きっぷの予約、決済、受け取りをスムーズに行えるようにするものです。アプリでの販売期間は、1月26日(金)の11時から3月26日(火)の20時まで、成田空港でのフリーパスの受取可能期間は2月1日(金)の8時30分から3月31日(日)の18時30分までです。

販売は、アプリ「WAmazing」のほか、アプリ「WeChat(ウィーチャット)」内で、WAmazingが提供しているチケットの購入・利用等に特化したサービス「小票夹」で行われます。決済方法は、クレジットカードのVISAとMasterが1月25日(金)から、WeChatのQR・バーコード決済サービス「WeChatPay」が2月上旬から利用できるようになります。

受取は、アプリでの購入後に付与されるQRコードを、受取場所に設置されたQR読み取り用タブレット端末にかざすとともに、タブレット端末の付属スキャナにパスポートをスキャンさせることで行えます。スキャンが完了すると、カウンターのスタッフが「JR TOKYO Wide Pass」を手渡します。

対応言語は英語と、中国語の繁体字と簡体字です。フリーパスの受け渡しは、成田空港の第1・第2ターミナルの到着ロビー階に設けられる特設カウンターで行われます。

なお、「JR TOKYO Wide Pass」の販売価格は大人12,000円、小児5,000円で、連続する3日間、関東エリアを中心に新幹線、特急列車の指定席が3日間乗り降り自由に利用できます。購入条件は、日本国以外のパスポートを所持している訪日外国人です。今回の実証実験では、大人券のみが購入可能で、小児券は取り扱われません。

期日: 2019/01/25 〜 2019/03/26

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。