横浜市と川崎市、ブルーラインを新百合ヶ丘まで延伸へ

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概略ルート・駅位置図

©横浜市

横浜市と川崎市は2019年1月23日(水)、横浜市営地下鉄ブルーラインを延伸し、現在の終点である横浜市青葉区のあざみ野駅から、川崎市麻生区に所在する小田急線の新百合ヶ丘駅付近までの区間の早期開業を目的とした覚書を交換したと発表しました。

整備区間には3つの概略ルートが示されており、距離は約6.0キロメートルから6.5キロメートル、概算事業費は約1,690億円から1,760億円、開業時期は交通政策審議会答申の目標年次である2030年を目標にするとしています。需要予測は1日約8万人と想定されています。

駅は、嶮山付近、すすき野付近、新百合ヶ丘駅付近のほか、3ルートの比較対象区間に1駅設置し、合計4駅の新設が検討されています。この区間の整備により、移動時間は、新百合ヶ丘~あざみ野間の場合、バスで約30分掛かっているものが約10分に、新百合ヶ丘~新横浜間の場合は、町田経由で約35分掛かっているものが約27分に短縮できるとしています。

今後は、国や関係者との協議・調整を進めるとともに、鉄道事業法や都市計画、環境影響評価などの手続きを行い、早期の事業着手を目指す計画です。

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