JR東日本と小田急電鉄は2019年1月28日(月)、通勤・通学や旅行の際に、シームレスに移動できる社会を目指し、「MaaS(Mobility as a Service)」の提供に連携して取り組んでいくと発表しました。
JR東日本は、移動のための検索・手配・決済を利用客に対しオールインワンで提供する「モビリティ・リンケージ・プラットフォーム」を構築し、「シームレスな移動」、「総移動時間の短縮」、「ストレスフリーな移動」を実現することを目指しています。
また、小田急は「次世代モビリティを活用したネットワークの構築」を掲げ、同社グループが保有する多様な交通サービスや生活サービスを、パートナーと連携しながらシームレスに連動させて、1つのサービスとして利用者に提供することを目指しています。
これまでも両社は、公式スマートフォンアプリの連携などを行ってきましたが、今後は別々に構築している「MaaS」についても連携し、会社の境界を越え、情報提供や輸送障害発生時の迂回乗車経路の提案を進めていく計画です。
さらに将来的には、他の鉄道事業者とも、順次連携を拡大していく方針です。