JR九州、811系を水戸岡デザインに更新 4月27日から運転へ

ニュース画像:水戸岡鋭治さんがデザインした811系リニューアル車 - 「JR九州、811系を水戸岡デザインに更新 4月27日から運転へ」
水戸岡鋭治さんがデザインした811系リニューアル車

©JR九州

JR九州は2017年4月27日(木)、同社が発足後初めて製作した近郊型車両「811系」について、車体のリニューアルを実施すると発表しました。

今回実施される811系のリニューアルは、走行のための機器を更新すると同時に外観と内装のデザインが一新されます。デザインは、JR九州の観光列車「ななつ星 in 九州」のデザインで知られるインダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治さんが監修し、「Old is New ~伝統と革新の電車~」をコンセプトに、車体側面のラインが「フレッシュな青」に変更されています。

また、内装では、座席をクロスシートからロングシートに変更、九州の伝統的な織物をイメージしたシートの柄とし、九州の伝統を表現しています。車内照明はLED化され環境負荷を低減、また、モーターとその制御装置も一新され、エネルギー効率の良い「SiC ハイブリッドモジュール」を採用した VVVF制御方式に変更されています。

リニューアル車両は、2017年4月27日(木)から最初の1編成の運行開始が予定されており、鹿児島本線の門司港~荒尾間、長崎本線の鳥栖~肥前山口間、日豊本線の小倉~宇佐間で運行されます。JR九州では、他の811系も順次リニューアルを行うとしています。

  • ニュース画像:水戸岡鋭治さんがデザインした811系リニューアル車

    水戸岡鋭治さんがデザインした811系リニューアル車

    ©JR九州

  • ニュース画像:811系リニューアル車の内装

    811系リニューアル車の内装

    ©JR九州

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。