千葉県立中央博物館、「千葉の鉄道物語」開催 県営鉄道や海水浴列車など

ニュース画像:移転前の国鉄千葉駅 - 「千葉県立中央博物館、「千葉の鉄道物語」開催 県営鉄道や海水浴列車など」
移転前の国鉄千葉駅

©千葉県

千葉市中央区に所在する千葉県立中央博物館は、2019年2月23日(土)から6月2日(日)までの期間、春の展示「千葉の鉄道物語-線路が拓いた『観る・住む・運ぶ』ー」を開催します。会場は同館の第1企画展示室です。

この展示会は、社会・産業・文化の近代化を支えた鉄道に焦点をあて、実物資料・書籍・絵葉書・古写真・模型などを用いて、鉄道の発達とそれに伴う千葉県の社会・世相の変化について紹介するというものです。

具体的には、「千葉県内の鉄道のあゆみ」として、成田鉄道(現・成田線)のガソリンカーや、SLが牽引する旅客列車や沿線の風景を取り上げるほか、第11代知事の有吉忠一が陸軍鉄道連隊と連携して推進した県営鉄道として建設された「千葉県知事が推進した鉄道」を解説します。また、現在の東千葉駅付近にあった移転前の国鉄千葉駅の様子や、海水浴などの観光客の輸送に活躍した臨時観光列車を紹介します。

そのほか、期間中の3月10日(日)には「千葉の伝承と鉄道」をテーマにした講演会、3月17日(日)には「鉄道と行商ー消えゆく『カンカン部隊』を追ってー」と題する記念講演会、3月24日(日)には、千葉県のキャラクター「チーバくん」との鉄道クイズが行われます。

千葉県立中央博物館は、京成千原線千葉寺駅から徒歩20分の場所にあります。千葉寺駅、千葉駅、蘇我駅からバスで訪れることもできます。入場料は一般300円、高校生・大学生150円、中学生以下・65歳以上・障害者手帳等の所持者は無料です。休館日は月曜日ですが、4月29日(月・祝)と5月6日(月・振休)は特別に開館、代わりに5月7日(火)は休館します。

期日: 2019/02/23 〜 2019/06/02

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。