京急、デハ230形が38年ぶり里帰り 2019年建設の新本社で展示へ

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1973年当時の京急デハ230形

©京急電鉄

京急電鉄は2017年4月25日(火)、1978年に京急から引退し、埼玉県川口市で保存されていたデハ230形電車「デハ236号」について、5月28日(日)付けで京急に返還されると発表しました。返還された車両は、2019年秋に横浜・みなとみらい地区で建設が予定されている京急グループの新本社ビルの1階で保存・展示される予定です。

この車両は、湘南電気鉄道のデ1形として1929年に製造されたもので、1948年に京浜急行電鉄デハ230形へ改番され、1978年に引退、翌1979年から埼玉県の川口市児童文化センター、川口市立科学館で保存展示されています。今回の返還により、38年ぶりの京急電鉄への里帰りとなります。

京急では、里帰りを記念し、2017年4月26日(水)から5月28日(日)までの期間,230形への思い出写真やメッセージを募集するほか、川口市立科学館では、5月 21日(日)まで特設コーナー「ありがとう 京急デハ230形236号~また会う日まで~」が開催されます。また、5月28日(日)に,京急ファインテック久里浜事業所で開催される「京急ファミリー鉄道フェスタ 2017」では特設ブースが設置され,埼玉県川口市へのお礼メッセージを募集、同会場において、デハ230形引継式が実施されます。

関連イベントの詳細など、詳しくは京急電鉄のウェブサイトを参照ください。

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