相模鉄道は2017年5月10日(火)、2017年度計画している設備投資計画について発表しました。この中で、2019年度以降に予定されているJR線、東急線との直通運転に向けて新型車両を導入することを明らかにしています。
相鉄は、2019年度下期に相鉄・JR直通線、2022年度下期に相鉄・東急直通線を開業させる予定で、今回が明らかにされた新型車両は、これらの直通線向けに順次導入されるものです。2017年度は、新型車両1編成10両を導入する予定で、車両の詳細は6月頃に発表するとしています。
また、今回公表された設備投資計画では、同社が「デザインブランドアッププロジェクト」の一環として実施している、9000系車両の「ヨコハマネイビーブルー」塗装へのリニューアルを、2017年度は2編成で実施することが明らかにされています。このリニューアルにより、「ヨコハマネイビーブルー」車体は4編成となる予定です。
なお、相鉄では、車両設備のほか駅リニューアルなど、2017年度に予定されている設備投資額は、鉄道事業で98億円、バス事業で7億円となり、総額105億円の投資が予定されています。