JR貨物、2019年1月輸送動向 減少幅は縮小し回復傾向へ

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JR貨物は2019年2月13日(水)に、2019年1月期の輸送動向について公表しました。東北本線、日本海縦貫線などでの輸送障害や、山陽本線で施工中の「平成30年7月豪雨」からの復旧工事の影響により高速貨物112本が運休となりましたが、2018年度は高速貨物350本、専用貨物4本が運休しており、運行できた本数は改善しています。

公表された資料によると、コンテナ・車扱の合計輸送実績は、前年比98.7パーセントとやや減少しました。しかしながら、2018年11月の合計輸送実績が前年比95.6パーセント、2018年12月が前年比94.9パ-セントであったことと比較すると、減少幅は小さくなっており、回復傾向に向かってます。

コンテナ輸送は、建設発生土や焼却灰の輸送するエコ関連物資が関東地区で、積合せ貨物が関西~東北地区間の輸送で好調に推移したほか、家電・情報機器が一般消費者用電気機器の販売好調に伴い前年を上回りました。一方、化学工業品や化学薬品は国内需要が減少しており大幅減送となったほか、紙・パルプは国内での販売不振、自動車部品等は輸出用が低調なため、前年を下回りました。コンテナ輸送全体では前年比99.6パーセントとなっています。

車扱貨物は、石油が前年より若干気温が高く推移したため灯油等の需要が減少したことに加え、セメントが在庫調整により減送となり、全体では前年比98.7パーセントでした。

期日: 2019/01/01 〜 2019/01/31

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