JR東日本、仙台駅で東北最大規模のエネルギー地産地消システム運用開始

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エネルギー供給範囲

©JR東日本 仙台支社

JR東日本仙台支社は2019年3月1日(金)から、仙台駅とその周辺の関連施設において、東北地方では、最大規模となる高効率「コージェネレーションシステム」の運用を開始しました。

今回は従来の冷温熱供給設備の更新に伴い、導入されたものです。エネルギーは、仙台駅のほか、西口側のエスパル仙台、ホテルメトロポリタン仙台など、東京ドーム1.8個分に相当する範囲に供給されます。

「コージェネレーションシステム」は、一般的の大型ビルやホテルが電力会社の電気とガスなどを燃料に使用し冷房機や給湯を行っているのとは違い、自営のエンジンと発電機を用い電気をつくり、その際にエンジンなどから排出されて熱を捨てずに活用するシステムです。冷熱・温熱を自身の排熱から生み出し、同じ建物内で消費する「地産地消」なエコシステムで、地球環境にもやさしいものとなっています。

燃料に天然ガスを使用する発電機は、合計で一般家庭の約400世帯分に相当する900キロワットのものを2台設置しました。熱回収率は85.5パーセントで全国的に最大レベルとなっており、年間でバスタブ換算183.5万個分に相当する37,000ジュールの熱回収量を誇ります。これにより、年間で一般家庭の約 1,100世帯分に相当する3,507トンの二酸化炭素を削減、以前の設備に比べ17パーセントの削減効果があるとしています。

期日: 2019/03/01から

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