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西武鉄道は2017年6月1日(木)、埼玉県川越市の「安比奈線」の鉄道事業を正式に廃止したと発表しました。安比奈線は、南大塚〜安比奈間3.2キロメートル区間の鉄道路線で、運行が休止となった1963年から半世紀以上を経て正式廃止となります。

安比奈線は1925年に開業した貨物線で、1963年から運行が休止されていました。その後、旅客路線としての復活や新車両基地の建設などが検討されていましたが、いずれの計画も見送られ、西武鉄道は2016年2月に車両基地計画廃止を公表、これまで、鉄道事業法施行規則の規定に基づき、廃止手続きが進められていましたが、2017年5月31日(水)付けで正式に廃止されました。

なお、路線の跡地利用について西武鉄道は、今後、川越市など関係機関と活用方法を検討するとしています。