ケニアのナイロビ〜モンバサ間で「マダラカ・エクスプレス」開業

ニュース画像:マダラカ・エクスプレスの初列車とその運転手 - 「ケニアのナイロビ〜モンバサ間で「マダラカ・エクスプレス」開業」
マダラカ・エクスプレスの初列車とその運転手

©Kenya Railways

ケニアの鉄道路線を運営する国営企業「ケニア鉄道公社」は2017年5月31日(水)、首都ナイロビとモンバサを結ぶ「マダラカ・エクスプレス」を開業し、同日から運行を開始しました。

「マダラカ・エクスプレス」は、ナイロビ〜モンバサ間の約470キロメートルを4時間30分で結ぶ鉄道路線で、開業以降、1日1往復のダイヤで運行されています。同路線の建設は「ケニア独立以来最大のインフラ開発プロジェクト」とされ、中国が多額の出資を実施、北京に拠点を置く中国路桥工程などが施工を担当しています。2013年11月から開始された工事は約3年と半年で完成しました。

なお、ナイロビ〜モンバサ間は、これまでもイギリス植民地時代に建設された鉄道で移動が可能でしたが、「マダラカ・エクスプレス」は旧路線の所要時間を大幅に短縮しています。運賃は「エコノミークラス」が700ケニア・シリングで日本円で約750円、「ファーストクラス」は3,000ケニア・シリングで日本円で約3,200円です。

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