JR貨物、2019年2月輸送動向 コンテナは増加 車扱は大幅減少

ニュース画像:JR貨物 - 「JR貨物、2019年2月輸送動向 コンテナは増加 車扱は大幅減少」
JR貨物

©JR貨物

JR貨物は2019年3月13日(水)、2019年2月期の輸送動向を公表しました。公表された資料によると、コンテナ・車扱の合計輸送実績は、前年比96.9パーセントでした。内訳をみるとコンテナ輸送は全体で前年比100.2パーセントを記録したものの、車扱貨物は前年比90.7パーセントと大幅減少し、全体の前年割れの要因となっています。

コンテナは、品目別でみると関東地区の建設発生土や焼却灰輸送を示すエコ関連物資が前年比143.9パーセントとなる大幅に増加しました。全体的に低調な推移の中、この品目の増加が全体を押し上げる要因となっています。また、新潟、東北発で好調な発送となった紙・パルプ、関西~東北地区間を中心に鉄道へのシフトが進む積合せ貨物、販売好調な家電・情報機器も前年を上回り、増加傾向に貢献しています。

一方で、自動車部品が九州発着で低調に推移したほか、化学工業品・化学薬品は需要減少に伴い減送、農産品・青果物も北海道産馬鈴薯が生育不良により在庫薄となり、低調な出荷状況で推移しました。

車扱貨物は、暖冬に伴い灯油を中心とした販売不振により石油が低調な荷動きであったほか、セメント・石灰石は工場の設備不具合が発生し、前年を下回りました。

期日: 2019/02/01 〜 2019/02/28

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。