三陸鉄道、リアス線移管後の運賃を正式決定 盛~久慈間3,710円など

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三陸鉄道は2019年3月12日(火)付けで、国土交通省東北運輸局に対し申請していた運賃が、申請通り認可されたと発表しました。この申請は、JR東日本から山田線宮古~釜石間の移管を受けるにあたり、71キロメートルから163キロメートル区間の上限運賃の設定が必要となったことから行われていたものです。

上限運賃制度は、鉄道事業法で定められている制度で、設定した運賃を下回る変更であれば、柔軟に運賃の設定ができるものです。

認可された普通運賃は、盛~久慈間3,710円、釜石~宮古間1,520円、釜石~陸中山田間830円、大槌~宮古間1,210円、大槌~陸中山田間540円などです。1カ月の通学定期運賃は、釜石~宮古間36,530円、釜石~陸中山田間20,000円、大槌~宮古間29,130円、大槌~陸中山田間12,840円、陸中山田~宮古間18,510円などとされています。なお、通学定期運賃には、いわての学び希望基金により、岩手県沿岸の東日本大震災被災地の利用者は半額に、さらに震災遺児の場合は1/3になる制度があります。

また、三陸鉄道では、通勤定期の割引率を従来より高い40パーセントにする届出と、普通運賃190円区間のうち、2キロメートル未満の利用については、特定運賃とする届出を、別途行う予定で、決まり次第、正式な金額が発表されます。

期日: 2019/03/23から

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