JR九州は2019年3月22日(金)と3月23日(土)の2日間、肥薩線の人吉駅で「観光列車サミット in 人吉球磨」を初めて開催します。
このイベントは、「SL人吉」の運行開始当初から、沿線や人吉駅ホームで、出迎え・見送り、季節行事などを行ってきた人吉球磨地域の人々への感謝を表すとともに、地域の方やJR九州が一緒になり、これまで培った「おもてなし文化」を広く発信しようと企画されたものです。
熊本、鹿児島から観光用のD＆S(デザイン＆ストーリー)列車が集結、3月22日(金)の13時8分から13時22分までの約15分間には、6本の観光列車が一堂に会します。今回、集まる列車は「A列車で行こう」、「いさぶろう・しんぺい」、「かわせみ やませみ」、「SL人吉」、「指宿のたまて箱」と、くま川鉄道の 「田園シンフォニー」です。
3月23日(土)10時30分から12時30分までの間には、「観光列車とまちづくり」、「夢の列車」をテーマに、観光列車のおもてなしに力を入れている人吉球磨地域の取り組みを紹介するシンポジウムが開催されます。会場は、人吉駅構内の石造り機関車庫内特設会場です。パネリストとして、タカラトミーの小島一洋社長、「ななつ星in九州」や各D＆S列車、800系新幹線などのデザインを担当したドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治代表、松岡隼人人吉市長、「鉄道BIG4」としてテレビでお馴染みのホリプロのマネージャー、南田裕介さん、JR九州の青柳俊彦社長が登壇します。参加に必要な整理券は、人吉駅前「イベント本部テント」で、3月22日(金)の15時から30枚、3月23日(日)の9時40分から50枚程度配布されます。
そのほか、プラレールコーナー、ミニトレイン、ワークショップ、グッズ販売・観光物産展、「夢の列車」を募集した「ドリームトレインコンテスト」の作品展示、運転シミュレーター、熊本県のキャラクター「くまモン」のステージ、鉄道番組「鉄道発見伝」メンバーのうち南田裕介さんとディレクターの田中匡史さんによるトークショーが行われる「わくわくイベント」が開催されます。
