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東京都交通局は2019年3月29日(金)に「浅草線リニューアルプロジェクト」の特設サイトを開設しました。
同線は1960年12月に開通した路線で、東京オリンピック・パラリンピックが開催され「オリンピックイヤー」となる2020年に開業60周年を迎えます。そこで古き良き伝統を守りつつも、現代的な地下鉄として生まれ変わるため、リニューアルを施すものです。
羽田・成田の両空港を結び、浅草や銀座といった東京を代表する観光地をつなぐ路線特性を最大限に生かすべく、トータルコンセプトを「Tokyoと世界を結ぶ地下鉄」と定めました。
具体的には、2019年3月末時点で8編成が運転している5500形を、2021年度まで投入を続け全27編成を置き換えること、オリンピックまでに新橋駅、大門駅、三田駅、泉岳寺駅にホームドアを先行設置し、2023年度までに全駅整備を目指すこと、街ごとのランドマークや地域資源等をモチーフに各駅の特性を踏まえたデザインに全駅リニューアルすること、市街地再開発事業と一体的に2024年度までに泉岳寺駅の大規模改良を完成させること、浅草駅にバリアフリー化した出入口を新設することが、挙げられています。
