中国高速鉄道の新型車両、CR400「復興号」が北京〜上海間で運行開始

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CR400「復興号」

©中国鉄路総公司

中国鉄路総公司は2017年6月27日(火)、中国国内で走行する高速鉄道の新型車両「復興号」が営業運行を開始したと発表しました。

「復興号」は、中国鉄路総公司が開発した最新の高速鉄道車両で、初めての営業運行は北京〜上海間でスタートしました。営業最高速度は時速300キロメートル、性能上の最高速度は時速400キロメートルを上回り、3分で300キロまで加速できる性能を有しています。新型車両の形式名称は「CR400」で、愛称の「復興号」は習近平国家主席のスローガン「中華民族の偉大な復興」から命名されました。

中国の高速鉄道はこれまで、日本のE2系新幹線をベースに開発されたCRH2型、ドイツのICE3をベースに開発されたCRH3型、フランス、アルストム社のETR600をベースに開発されたCRH5型など、「和諧号」と称されるCRHシリーズとその発展型を主力車両として使用してきました。中国鉄路総公司は、今回運転を開始した「CR400」については、「中国が完全に独自開発した車両」であるとしており、「和諧号」よりも車内空間が広く、海外への輸出についても検討されています。

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