JR東海、新幹線「N700S」のデザインを発表 先頭サイドに立体的なエッジ

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N700S 先頭デザイン

©JR東海

JR東海は2017年6月28日(水)、東海道・山陽新幹線で2020年からの営業運行開始を予定している新型車両「N700S」について、外観と車内のデザインを決定し、詳細を公表しました。

「N700S」は、JR東海が「N700系以来のフルモデルチェンジ」と位置付ける最新型車両で、2016年6月に導入が発表されていました。

現行のN700系、または「N700A」と異なる最大の特徴は、先頭車両の形状が「デュアル・スプリーム・ウィング形」と呼ばれる形状に改良された点で、車体の両サイドに立体的なエッジが加えられています。2016年の発表では、この形状により、標識灯の設置場所が未定とされていましたが、今回の発表では、これまでのN700系と同様、前面下部に設置されることが明らかにされています。また、新幹線では初めて、前照灯にLEDライトが採用されます。

車内では、テロップ表示器にフルカラー液晶を採用し、画面サイズを拡大することで、案内情報の視認性向上が図られるほか、LED間接照明を採用し、天井を光学的に最適な形状とすることで室内照度が均一化されます。また、座席には、背もたれと座面を連動して傾けるリクライニング機構が採用される予定です。

「N700S」は、2018年3月までに確認試験車が製作される予定です。

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