京阪電鉄は2017年6月28日(金)、伏見稲荷大社の最寄り駅として近年、利用者が増加傾向にある京阪本線 伏見稲荷駅において、リニューアル工事を実施すると発表しました。
リニューアルのコンセプトは、「伏見稲荷大社の千本鳥居をイメージできる駅」で、駅舎やホームを改良することにより、有名観光地に最寄り駅に相応しいイメージを表現、トイレのバリアフリー化や美装化も実施され、快適性、利便性の向上が図られます。
具体的には、駅舎に伏見稲荷大社の千本鳥居をイメージした朱色の列柱を配置するとともに、外壁に落ち着いた黒系の仕上げ材を用いることによって「朱」が際立つように改良されます。ホームの上屋は、欄干とキツネの意匠を継承してリニューアルが施され、伏見稲荷大社参拝への期待感や参拝後の余韻を感じれるようなスポットとなる予定です。
また、トイレは面積を拡大し、バリアフリー化を実施するとともに、全面洋式化やパウダーコーナーの設置、音声案内の整備などにより利便性が向上が図られるほか、温水洗浄便座や便所除菌クリーナー、ハンドドライヤーの設置により、清潔感の向上が図られます。
そのほか、改札外には、コインロッカーや待ち合わせコーナーなどの設置も予定されています。工期は2017年7月上旬から11月までを予定です。詳しくは京阪電鉄のウェブサイトを参照ください。