京都鉄道博物館は、毎月月替わりで展示車両の車内を公開しています。2019年5月の対象車両は、80系電車の「クハ86形1号車」と「モハ80形1号車」です。
80系電車は、1950年に登場した日本初の長距離用直流電車で、当初は東海道本線の東京~沼津間で客車列車を置き換えました。車両前面のデザインやオレンジと緑に塗分けなどの特徴から「湘南形」と呼ばれ、車両塗装が多様化するきっかけとなった形式です。
展示場所はプロムナードで、開放日は5月中の土曜日、日曜日、祝日、時間は12時から12時30分までを除く、10時から16時30分までの時間に見学できます。