JR貨物、コンテナの輸送品質が向上 貨物事故発生率は22.1%改善

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貨物事故発生率の推移

©JR貨物

JR貨物は2019年4月17日(水)に、コンテナ輸送品質向上キャンペーンの実施結果を発表しました。これは、全国通運連盟、鉄道貨物協会と共催で、2018年11月から2019年1月まで3カ月間、鉄道コンテナ輸送の品質向上を目的に、全国で展開したものです。鉄道コンテナ輸送を安心して利用してもらうため、鉄道コンテナ輸送に携わる関係者が一体となって継続して実施しており、今回で8回目となりました。

結果は、2019年2月までの年度累計での貨物事故発生率は 0.262パーセントとなっており、前年度通期の0.336パーセントに比べ、0.074ポイント低下、22.1パーセント改善しています。DVD教材の制作配布、全国荷役作業競技会、養生資材支援、ホームの舗装の修繕などを行ったことが、品質の向上に寄与したとしています。

今後は、引き続き危険品漏洩や点検・整備不良による事故の発生を未然に防ぐため、改善策を強化していく必要があり、ISOタンクコンテナの管理の高度化や、危険品を品目検索できるアプリの試験運用を検討し、鉄道コンテナ輸送に携わる関係者が一体となって、さらなる輸送の品質向上を目指すとしています。

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