JR東海は2019年4月18日(木)、2020年春に行うダイヤ改正から「のぞみ」を1時間あたり最大片道12本運転に増やし、すべての列車の東京~新大阪間の所要時間を2時間30分以内にすると発表しました。
これは700系の淘汰が進み、東海道新幹線の車両がN700Aタイプに車種統一し、全列車が時速285キロメートルで運転できるようになるほか、各種設備の改良に取り組むことでダイヤの刷新が可能となったため、実現するものです。
これにより現行ダイヤでは、東京駅の発車場面において、1時間当たり「のぞみ」10本、「ひかり」2本、「こだま」3本の「10-2-3」ダイヤから、「のぞみ」12本、「ひかり」2本、「こだま」3本の「12-2-3」ダイヤに移行します。平均で5分に1本の「のぞみ」が運転されるようになり、利便性が大きく向上します。
東京~新大阪間の所要時間は、現行ダイヤでは2時間30分以内運転が3本、2時間33分から2時間37分運転が7本ありましたが、新ダイヤでは12本すべてが2時間30分以内となります。
なお、詳細なダイヤについては、あらためて発表されます。