京王観光、JR乗車券に関する不正で役員を処分

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京王電鉄の子会社である京王観光は、同社大阪地区の支店内で行われていたJR乗車券に関する不正行為を受け、役員の処分を発表しました。この不正は、支店に設置されている発券端末を悪用するなどし、団体旅行客の数を偽って乗車させていた事案です。

処分内容は、紅村康代表取締役社長と保木久仁彦常務取締役が月額報酬の30%を3カ月間自主返上、永田正代表取締役会長と経営統括本部長の伊藤俊司常務取締役が月額報酬の30%を1カ月間自主返上、グループ事業部長の都村智史取締役が月額報酬の10%を1カ月間自主返上としました。

今後は、グループ全体の内部統制システムやコンプライアンス体制の再点検を行うなど、再発防止に努め、二度とこのような不正が発生しないよう全力を尽くし、信頼の回復に努めるとしています。

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