サフィール踊り子 イメージ
JR東日本は2019年5月8日(木)、伊豆エリアに2020年春に投入予定の新たな観光特急列車について、名称を「サフィール踊り子(SAPHIR ODORIKO)」に決定したと発表しました。
この観光列車は、「大人のIZU 本物のIZU」をコンセプトに制作されており、愛称は宝石のサファイヤのような青く輝く美しい伊豆の海と空をイメージさせ、上質・高級で優雅な旅を楽しんでもらいたいとの考えのもと、英語で「サファイヤ」を意味するフランス語の「サフィール」から名付けられました。運行区間は、東京、新宿～伊豆急下田間です。
「サフィール踊り子」で使用されるE261系は8両編成です。伊豆急下田寄りの先頭となる1号車は、JR東日本初の「プレミアムグリーン車」で、シートピッチ1,250ミリメートルの座席を1+1列に配置し、ゆったりとしたプライベート空間とくつろぎの空間を実現しました。天窓と窓からのダイナミックな車窓を楽しむため、収納スペースは床下に配置しています。
2号車と3号車は、気の合う仲間や家族と目的地までゆったりとした時間を過ごせる4名用と6名用のグリーン個室を配置し、4号車はこだわりの麺料理を目の前で調理するオープンスタイルのキッチンと、相模湾の景色を眺めながら食事が楽しめるカウンター席とボックス席を備える「ヌードルバー」となります。
5号車から8号車は、 陽の光がガラス製荷棚を通して車内に降り注ぐ空間が心地よい「グリーン車」で、伊豆の自然をイメージしたリラックスできる空間になるよう、従来の特急列車より広く快適なシートピッチ1,160ミリメートルの座席を、2+1列に配置します。編成全体の定員は164名です。
具体的な運行日などは、決まり次第、改めて発表されます。
